診療・各部門
キャリア・カウンセラーが個人のキャリアプランの相談に対応します。
いつでもどんな悩みでも聴いて一緒に考えます。
中途採用者のサポート体制
【目的】自身のキャリアに沿ったサポート体制により既卒新入職者でも仕方なく業務になれることができる。
【目標】既卒新入職者が快く、いきいきと働き続けることができる。
* 中途採用者の背景は様々なので、複数の職種で実証されているハーズバーグの動機づけ-衛生理論を活用し、満足・不満足要因に働きかける。
●心理面●
辞令交付及び事務手続き後、サポートへの要望等を聞きながら所属へ案内する
時 期 | 方 法 ・ 内 容 | 担当者 |
入職時 | ➀ 関係作り: 辞令交付及び事務手続き後、サポートへの要望等を聞きながら所属へ案内する ➁ サポートプログラムの配布 ➂ MY PODの配布 |
副看護部長 共育担当師長 |
1週目 | OJTの選定:プリセプターと同様の役割だが既卒者なので区別する 本人を見てから、個々に合わせて相談窓口としてサポートするスタッフを選定 し紹介する(できるだけリーダー研修Ⅱ修了者及び同等の研修修了者を選定) |
所属師長 |
2週目~ 1ヶ月 |
➀ 所属長との初期面談時: ・キャリアプランの確認 ・受講研修内容及び自己研鑽状況からラダーレベルのすり合わせ ➁ 面接 ・メンタルケア:不安の軽減及びメンタル面でのスクリーニング ・認識排泄物の除去: 不満や不平など所属では話しにくいことを話せる場を作る |
所属師長 臨床心理士 |
2ヶ月~ 3ヶ月 |
➀ ストレスチェック ➁ 茶話会Ⅰ:仲間作り ・看護を語ろう:目指す看護を語りながら同じ立場の人と時間を共有する ・看護局への提言:自分の経験を活かし、感じることを提言として整理する(認識の排泄物除去) ・OJTからのメッセージ:エピソードを含めポジティブフィードバック ➂ ストレスチェック:面接 |
副看護部長 共育担当師長 |
6ヶ月 | ➀茶話会Ⅱ:自己承認と他社からの承認 ・頑張った自分たちを認めよう: 6ヶ月を振り返り、自分で自分の頑張ったことを認める ・仲間からのメッセージ: 新卒看護職員の6ヶ月研修に活用している肯定メッセージカード ➁ 面接 ・メンタルケア:不安の軽減及びメンタル面でのスクリーニング ・認識の排泄物の除去: 不平や不満など所属では話しにくいことを話せる場を作る |
副看護部長 共育担当師長 臨床心理士 |
1年目 | ➀ご苦労様・ありがとうの日: ・1年目の労を労い感謝を伝える ・休日プレゼントなど所属で工夫する ➁1年の振り返りアンケート:サポート体制への意見・所望・感想 ➂満足度調査:アンケート ⓸ストレスチェック:面接 |
所属師長 副看護部長 |
退職希望時 退職時 |
面接 ➀状況や気持ち等を聞き、継続対策を一緒に考え相談する ➁継続困難な理由を率直に語ってもらう:今後の職場改善の参考にする |
副看護部長 |
●業務面●
1)既卒者用オリエンテーションマニュアルの整備
- スケジュールと内容及び担当者:個々の経験に応じたスケジュールが立案できるように日程の記載ができる一覧表にする。
- 所属の専門的な看護技術確認表:見学・実施確認・自立の3段階で個々の希望を優先し調整する。
- 使用頻度の高いマニュアルのなどのコピー資料:繁用薬・略語集などは必ず準備しておく。
- 師長・副師長・OJT・チームリーダーなどがどのように指導及びサポートするのかを明文化する。
2)看護基準及び看護手順の整備
- 経験のある既卒者が、業務の確認を有効にできる看護基準及び看護手順であるように、定期的に改訂しながら整備する。
3)MY PADの活用